キンシャサの町並みです。信号が「赤はあと22秒」と点滅しているのが見えます。中国からのプレゼントだそうです。大きな看板もあります。もっとすごいビルが建ち並ぶ通りもあります。キンシャサのメインストリート、6月30日通りです。片側4車線もある広い通りです。2年前くらいまでは片側2車線で通りの両側には街路樹があって風情があったんだがなあ・・・と夫は言います。
この建物、一見、近代建築のように見えるでしょ。でも、他の建築中のビルを見て仰天します。
鉄筋とか鉄骨が入ってるの??と心配になるくらい、セメントブロックが積み上げられているだけの構造にしか見えないのですけど・・。
こんな首都キンシャサで、スーパーは10店を下らず、ヨーロッパ製品やら中国製品やらが並べられ、
ローカルマーケットではコンゴ製のプラスティック製品やら布地やら、女性の100%が着けている!!と断言できるカツラ(韓国のカツラ工場がキンシャサ進出でぼろ儲けとか!)やら壊れかけの盗品まがいものまで何でもかんでもが商品となり、ビニールごみが土に同化できずに惨めな残骸として残り、もう混沌とした様相の町を、私の小さい頃に流行ったバービー人形のような格好をした女性や、「勝手にしやがれ」時代のジュリーもどきの男性が闊歩し、もう秩序も何もないコンゴ民主共和国の首都、キンシャサの賑わい。
そんな国の東のほうでは未だに紛争が絶えず、まだ年端も行かない少年兵がその戦いの中にいるというのです。
もう、何もかもが混沌とした国、コンゴ民主共和国。というか、アフリカ大陸、といってもいいかも!
今夜、食事が終わってやれやれ・・とお茶を飲もうとしたら、灯りが揺らめいて停電。
停電になったら、アパートなので水も出ないことが発覚。この地区で3日間電気がストップしていた話を思い出してぞーっとしましたが、C'est la vie. それもまた運命。
まだ夜8時にもなってないのに、寝るしかないねえ・・・とベッドでうつらうつらしていたら、照明がぱっと灯り、ラッキー!とばかりに、思いつくまま、ブログに向かった、というわけです。
本当に摩訶不思議な都市、キンシャサ。
もっと観てやろう、もっと聴いてやろう、この国が抱えている現実を。そんなことを停電の最中思っていました。
とりとめのない内容になりましたが、今夜はこれにて。
おやすみなさい。
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