2012年1月6日金曜日

キンシャサの日常生活が始まる

キンシャサへ来て6日目。
日本大使館に在留届けも出し、バンギ(中央アフリカ)時代の方との懐かしい再会も果たし、JICAで安全対策についての説明も受け、夫の現場事務所の方々にも挨拶を済ませた。
どなたもフレンドリーな方たちばかり。ほっと一安心だ。

JICAから「安全対策マニュアル」と「市内リラックス・ガイド」という冊子をいただいた。
後者はとても楽しい冊子でグルメ編、お買い物編、レジャー編と嬉しい情報が盛り込まれている。スポーツ施設や語学学校の紹介もあって、これから心強い情報源になるなと嬉しくなった。

大使夫人からも市内スーパーマーケットの紹介冊子をいただく。
既存の情報に、夫人自らがこの3ヶ月間で知り得た情報の一言コメントが添えられていて、こちらにも感謝。

そして、今朝、初めてメイドのブリジットさんと対面。
バンギでは年配のボーイのフランソワおじさんだったので、女性のメイドさんにちょっと緊張。くるくるとよく働いていて、彼女の仕事の邪魔にならないように、わたしは本やノートを持って部屋を移動して回っている。

外では♪ピエトロピエトロ、ピエトロピエトロ♪、と機嫌よく小鳥がさえずっている。
窓の外にはアボカドの木が緑の葉を茂らせ、おまけに緑のアボカドがごろごろ実を付けている。
アボカド好きにはたまらない話だろうが、美味しくないのだそうだ、ウソかホントか知らないけど。

木々の間からさわやかな風が部屋を吹き抜けて心地よい。
雨季だから空はどんより曇っている。こんな天気だから、じめっと湿度が高いのかと思っていたが、しっとりとした空気ではあるが、さらっと軽い風だ。半そででいると肌寒いくらい。
カーディガンを羽織った。
ひんやりしてとてもしのぎやすい天候だ。
Wikipediaによると、キンシャサの1月の平均最高気温は31℃、最低気温は21℃。
降水量135mm、平均降雨日数11日。
雨季が続く5月半ばまでが一年で一番暑い季節らしい。
確かに太陽が顔を出すと外は強い日差しで肌を刺すように暑いけど、部屋の中はさらっとして涼しいし、エアコンは必要ない。日本の夏より断然イイ!

ところが。
今朝から水が出ない。やれやれ。
飲み水に関しては大きなプラスティック容器にミネラルウオーターのストックがあるから問題ないが、食器洗いやトイレにはバケツに溜めておいた水を汲んで使った。
いつまで断水が続くんだろう。

市内でも、断水や停電が頻発する地区とそうでもない地区があるそうだ。
アパートを見て回ったときも、停電と断水のことが話題に上ったし、停電時のための自家発電機が装備されていることも住居選択の重要な決め手だと聞いた。

そんなふうにして、お昼になった。
夫たちは現場におにぎりを持参したり、近くのパン屋でサンドイッチを買って事務所で過ごすそうだ。
だからわたしも適当に食べよう。

今日は午後から大使夫人と日本人シスターを訪問する予定。
息子の通った中学高校の保健室の先生の叔母様に当たる方だ。10月初めからずっと預かっていた薬品類をやっと手渡せる時がきた。

それでは、また。

1 件のコメント:

  1. アボカド… 
    ごろごろしているだなんてたまらない話ですねぇ!!!
    でも美味しくないんだ…

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