アボカドの話。
キンシャサに来てお世話になった会社の宿舎の寝室からたわわに実ったアボカドが見えて、少し形が違うぞ、と思っていた。日本で見るアボカドと中央アフリカで食べていたアボカドは同じ形だったが、こちらのは、楽器のマラカスのような形で、枝に付いているほうが長細くなっている。
夫は、コンゴのアボカドはマズイ、と言っていたが、この前、ここのローカルマーケット”ZIGIDA”に行った時、アボカドの皮の色が茶色に変色して食べ頃のように見えたので、買ってみた。
まあ!!なんとおいしい!!
アボカド大好きな娘には気の毒だけど、本当においしいアボカドだった。
どのようにして食べたか、というと。
じゃーん!!
キンシャサのスーパーで、シンガポール製のキッコーマン醤油と、はるばる日本から来た(のかな)S&Bのわさびが買えるのだ。 それで、日本で食べるのと同じようにアボカドのおいしさを楽しむことができたというわけだ。
野菜や果物をスーパーで買おうとすると、しなびて腐れかかってるのかと思われるようなものしか手に入らないし、種類も少なくて悲しくなるが、ZIGIDA市場には、新鮮で種類も豊富な野菜や果物が山積みだ。しかも、安い!ただし、地元の市場は治安が悪いからという理由で行くことを勧めていない。
わたしはしっかりZIGIDA市場のことを把握している知人が、サントーカという現地の用心棒兄さんを案内人にして連れて行ってくれたからこそ2度訪ねることができたのだと思っている。
市場の中は、外に屋根付きの「見せ棚」が迷路のように並んでいる空間で、売主は全員オバちゃんたちだから(驚くことに彼女たちもほぼ100%カツラかエクステ愛用者!!)、活気があるし不衛生ではあるけれど、怖さは感じない。
キャベツ、じゃがいも、たまねぎ、にんじん、なす、、ピーマン、大根、中国農園からのきゅうりに青菜に青ねぎ、さといも、さつまいも、山芋(自然薯!)、オクラ、トマト、にんにく、しょうが、マンゴー、パイナップル、アボカド、ランブータン、マンゴスチン、その他の果物等。わらびやキノコを見つけるときもあるらしい。そのうち豆腐を作ってみたいと思って(にがりがなくても、酢と塩でできるのだそうです。)、わたしは大豆も買ってみた。
夫は、ZIGIDA市場に行ったことに良い顔をしない。やはり外国人にはリスクを伴う現地市場なのかもしれない。
スーパーマーケット前で外国人向けに賢く売っている屋台のおばちゃんのところで買うのを楽しみとしたほうがいいのかもしれない。
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