2013年3月1日金曜日

キンシャサのセロリ

現地産 セロリ !


今日から、3月。
キンシャサは、まだ雨季。
でも、雨の降る回数は減った。
そして、むっと暑い日が続いている。


さて、冒頭の写真の野菜について。

初めて野菜売りのマダムのところで見たとき、わたしはてっきり、”みつば”だと思った。
ちょっと茎は硬そうだけど、きっと”みつば”だろう、と。
しばらく、そう思い込んでいた。

でも、ちょっと匂うこの匂いはなんだったっけ?
思い出せない。
なつかしい匂いだし、わたしが好きだった香りの野菜だ。
この香り、なんだったっけ・・・・。

わたしの頭は、この野菜は”みつば”なのだ、という思い込みで占領されていた。

そして思った。
緑色鮮やかな”みつば”のような香り野菜をからし醤油で”おひたし”にして食べるとおいしいだろうな。


この”みつば”と思い込んでいる野菜を熱湯でさっと茹で2,3cm長さに切り、鶏ささみの酒蒸しを裂いたものを混ぜ、煎った白ゴマを混ぜてみた。

おいしい!

何度か、お客さんを招待したときに食卓に並べた。
みつばのおひたし、です・・たぶん、みつば、です。

すると、ある日、夫が、や、これは”セロリ”だよ、と。

ああー、そうだ、この香り!
みつばじゃない、”セロリ”だった。

よく買いに行く屋台の野菜売りのマダムも、これはローカルのセロリだ、と言っている。
日本で見るセロリに比べて緑が濃く、ひょろっと細く、でも茎はしっかり硬めで、小ぶりだ。
そして強い香りを持つ。

もちろん、キンシャサのシティーマーケットなどで、日本のセロリと同じもの(萎びていることのほうが多いけれど。)も買える。きっと、南アフリカかヨーロッパからの輸入品だろう。


ということで、昨夜もお客さんを招いた夕食の献立にこのローカルセロリに鶏ささみ酒蒸しを和えたおひたしゴマ風味が加わり、好評をいただいた。・・かな。

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