今週5月15日、夕方。
夫が、奇跡が起こった!!とか何とか、わあわあ言いながら仕事から帰ってきた。
「ほら、これ!!」
顔を上気させて差し出したのが、この2通の手紙だった。
一通は、都内に住むわたしの友人からだ。きれいな日本の切手たち!
桜の封筒に入っていたのは、桜満開のきれいなカードだった。ああ、この国には、さくらのような淡い色合いのはかなく上品なイメージの花がないのだなあ~とあらためて気づいたりする。
消印は”Tokyo 27.ⅳ.12 JAPAN”と読める。2週間ちょっとでキンシャサに届いたのだ。
もう一通は南フランスに住む娘夫婦からの、わたしたちの結婚30周年のお祝いカードで、消印は”FRANCE 18-04-12”とある。なんと4週間かかって到着している!
ちなみに、娘が、キンシャサでわたしたちが住むアパートの「コトー通り」の番地とアパート名だけを書いて南フランスで投函した絵葉書はまだ届いていない。
Gombe郵便局長さんに日本人シスターが直々に事情を話して、コトー通りのこの住所のアパート名で差し出されたはがきが見つかったら教えてね、とお願いしていたのだが・・・。
いつだったか、わたしがGombe郵便局に行って私書箱を開けて手紙が入っていないのを確かめ、うなだれて帰ろうとしたら、郵便局長さんが哀れんだのか、わたしに「そうだ、あなたのお嬢さんからのはがきを探さなきゃね、あなたの住所はコトー通りの何番地でしたかな?」と声をかけてくれてたことがあった。それから何人かであて先不明の手紙の束をあちこちから取り出してきて手分けして探し始めたのである。
「探しておいてあげる。」という言葉を鵜呑みにして待つだけではだめなのだなあ、たまには「わたしの娘からの葉書が見つかりましたか?」と催促しないと探してくれないのかも。
しかも、あて先不明の手紙の束が局内あちこちに分散されて放置されている状況を見ても、行くたびに声をかけよう、と心に誓った。
同じアパートに住む日本のお医者様のところには、パリから投函されたはがきがアパートの住所だけで届いたそうなので、あきらめないぞー!
というわけで、めでたく「B.P.3118 Gombe」に初めての手紙が届けられた。
” ♪♪ 祝・貫通!! 海外→キンシャサ間!! ♪♪ ”
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