キティーさんからもらったニューヨークのベーグル |
同じ時期にキンシャサで生活を始めて、キンシャサ国際女性クラブで出会って仲良くなった香港系アメリカ人のキティさん。
電話を掛けるたびに、「ハロー、キティー!」とおどけて言うけれど、わたしよりちょこっと年上の、小柄なマダムだ。
11月末。
かのじょのホームタウン、ニューヨークから久しぶりでキンシャサに戻ってきた。
1ヶ月以上ぶりかも。
キンシャサの中心街にあるカフェ、”ERIC KAYSER”でかのじょとランチの約束をした。
ここのベーグル、美味しいのよ、とわたしは蒸しチキンのベーグルサンド、”ベーグル・カリフォルニア”と紅茶を注文した。
注文品がテーブルに運ばれてきたとき、キティさんが、ホントにこれってベーグル?、と手を伸ばしてきた。
一口ほおばって、
「ん! これはベーグルではなーい!」
と顔をしわしわにして抗議した。
あなた、ホントのベーグルってものを知らないのね。
わたしは、今回、ニューヨークからベーグル好きの夫のために10個のベーグルを持ってきたから、試してみなさいー!
そして、先週末、我が家での昼食にアジア仲間が集まったとき、アルミホイルに包まれた一つのベーグルをキティさんが持ってきてくれた。
無言で差し出すかのじょの顔に、これこそがベーグルなんだから!!、というサインをわたしはしっかり見て取った。
「ベーグル」という項目をわたしの電子辞書の現代カタカナ語辞典で調べてみた。
”ベーグル;本場ニューヨークの味とされるパンの一種。
作るときに、バター,卵を使わずに茹でるのが特徴。
どっしりと重い。
元は、17世紀末頃、ポーランドが発祥。19世紀末にアメリカに広がる。”
ふむ。ニューヨークが本場なのか。
英和辞典では、”ユダヤ人の伝統的なパンである。”という説明書きも見つけた。
さて、どうしよう。
わたしはとりあえず、キティさんからのベーグルをアルミホイルのまま冷凍庫に入れた。
ああ、すぐにでも食べたい~。
でも、もったいないなあ。
いつ食べようかなあ。
わたしだって、ベーグル大好き人間なのだ。
そして、昨日。
よし、今日こそ、ベーグル試食のときだ。
独り昼食に向けて、ホイル包みのベーグルを自然解凍のためにテーブルに放置した。
いよいよ、正午。
温めたフライパンに、ベーグルをホイルごと置いて、鍋蓋をした。
窯で蒸すように裏表ひっくり返して、焼きたてベーグルの再現に尽力!
できた!
ほかほか熱いベーグルをかじる!
なんと~。
ゴマやらピーナッツやらの細かい木の実も香ばしい。
なにより、もっちり、重い!
わたしには、日本の”ベーグル&ベーグル”を思い出させる美味しさだ。
シアワセ~!
ニューヨーカーのベーグルは日本のよりひと回りは大きかった。
夫のためにニューヨークから運んできた10個のベーグルのうちの大切な1個をわたしにくれたキティさん!
キンシャサで、こんなもっちりしたベーグルを口に出来るなんて思ってもいなかった。
ありがとう、キティさん!!!
(名誉のために。キンシャサERIC KAYSERは、およそキンシャサのパン屋&カフェとは思えない内装とサービスと品揃え。フランスのパン屋だから、色んな種類のフランスパンが買える。ケーキ、クッキーの種類も豊富だ。たしか、セネガルの首都ダカール、南アフリカに継いでアフリカで3番目の支店だとも聞く。)
The photo of the opening is the bagel from New York.
It was also one of the ten rolls of bagel that my friend,Kitty brought for her husband from her hometown..
When we were taking a lunch together at the cafe in Kinshasa,and when I got a roll of bagle, she told me to try to eat "real bagel" brought by Kitty from New York.
In several days, I got it !
How nice !!
The bagel given to me by Kitty made me so happy!
Thanks a lot, Kitty!! Hiroko
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