2012年12月6日木曜日

コンゴのクリスマスって?

12月に入って、6日目。
雨が一日中降り続く、ということはないが、やっぱり雨の多い雨季のキンシャサだ。

昨日は、衆議院議員選挙の投票に、大使公邸玄関前の投票所へ夫婦で行ってきた。
そして、今夜は夕方6時から日本大使公邸の庭で、天皇誕生日のレセプションが行われる。

そういえば、天皇陛下はクリスマスの1日前の誕生日だった。
日本の子どもたちはこの日あたりから、楽しい冬休みに入るのだったな。
日本では、節電の中でも、あちこちでクリスマスイルミネーションに町が輝いてることだろう。

キンシャサは、というと今のところ街中でクリスマスの飾りはまったく見られない。
コンゴはキリスト教徒がとても多い国。
キンシャサ市内にも、荘厳な赤レンガのノートルダム教会、白いサクレクール教会などのカトリック教会や、大きなプロテスタントの教会、中村寛子シスターのいらしたンガリエマ修道院の教会、など大中小の教会をあちこちで見つけることができる。
これから、どんなクリスマスの飾りで私たちの目を楽しませてくれるだろう。

さて。
わたしは先日、11月の終わりにLimete5番通りにある、カトリックのブティックに行き、イエス降誕の人形たちを買ってきた。
我が家のリビングにも、クリスマスを感じる場所を作りたかった。

アフリカのブラックウッドで作られた降誕人形

上の写真が、ブティックで購入した降誕人形だ。
14,5cmほどの彫刻が施された木の板と、10cmほどのマリア様、ヨセフ様と3人の博士、そして、飼葉桶に眠る赤ちゃんのイエス様だ。
赤ちゃんのイエス様は12月25日に誕生したのだからそれまでは赤ちゃん人形も飾らないのだが、4cmと小さいのでわたしには大事にしまい込みすぎて失くす可能性が大きい、ということでごめんなさい、すでにマリア様、ヨセフ様の傍に置いてしまった。

果たして、キンシャサ市民の家庭にはどんなクリスマス飾りをするのだろう。

先日のIWC(国際女性クラブ)の”Morning Coffee” のときにも、クリスマス、新年休暇で本国に帰ったり旅行に出るという話題で賑わっていた。
キンシャサの雨季が明けるまで戻って来ないという長期帰国の知人もいて、休暇に出る前のランチ招待の誘いが入ったりする時期でもある。
ランチ会は、今週、来週がピークだ。

我が家は夫婦ふたり。
夫のプロジェクトも休暇に関係なく動くようで、どこか旅行に出ることもできないようだ。
娘には生後半年の赤ちゃんがいて、クリスマス、新年は夫の実家のアルプスで過ごすと言うし、東京の息子もキンシャサまで来るつもりもなさそうだし。
少々がっかり、しょんぼり。

ゆっくりと過ごすクリスマスから年末年始になるのだろう。

2 件のコメント:

  1. 昨日はありがとうございました。
    コンゴの日本人ブロガーで最も有名な井上さんご本人とお会いすることが出来て光栄です。
    コンゴ版地球の歩き方もないため(というか歩いちゃいけないですね)、赴任前には井上さんのブログが唯一の現地からの生の声でした。
    JICAさんにも日本で井上さんのブログを見てから来られた方がいらっしゃいました。
    あと2年はおりますのでコンゴともよろしくお願いいたします。

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  2. Ichinariさま

    昨夜はお世話様でした。
    なんだか、”ぶたもおだてりゃ、木に登る”の図ですね~、わたしには。
    お褒めいただき、素直にありがとうございます。
    わたしこそ、やっとお会いできてうれしいです。


    ここは、歩いちゃいけないコンゴ、ですものね。
    自己防衛は必須ですが、コンゴならではの「世界まるごと発見」で楽しみましょう。どうぞよろしくお願いいたします。

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