私書箱が並ぶコーナー |
この前、わたしのfacebook に「我が家の私書箱です。」と記して上の写真を載せたら、娘がびっくりしていた。
えっ!!
私書箱って、こんなぼろぼろなところだったの?
さもありなん・・。
壊れた扉の私書箱、扉の無い私書箱もあるんだもの。
我が家は、ここ、ゴンベ地区の郵便局内に私書箱のひとつ、3118番を借りている。
今年3月19日、ンガリエマ修道院の中村シスターに連れて行ってもらってゴンベ郵便局長さんを紹介してもらった。
そして、私書箱賃貸料6か月分(?5か月分?25000CF),私書箱鍵代(10000CF)、登録料(?3000CF)、合わせて38000CFになります、と言われた。
ここから郵便物は出せないが、私書箱を借りていれば、わたしたちがきちんと該当の私書箱に手紙を入れますよ。
郵便局長さんも局員の(おそらく!)マダム2人も、ドンと請け負ってくれた。
コンゴフラン札でいちばん大きな千フラン札を38枚も持っていないので米ドルで換算してもらって(コンゴフランと米ドルの2重通貨構造も近々終わりになるとも聞く。)、42米ドルを払ったのを思い出す。
その後、9月に賃貸更新に行った。
こんなぼろぼろの私書箱にも、手紙はきちんと(多分。そう信じる。)届いている。
わたしは、週2回、車を使える(繰り返すが、車での移動ではないと、治安上、街中を動けない。)火曜日と木曜日の昼過ぎにいつもゴンベ郵便局私書箱3118号を覗きに来るのが日課だ。
昼過ぎに行くと必ず、入り口ロビーにプラスティックの椅子を持ってきて局員マダムや近所の人たちがのんびりと井戸端会議している光景に出くわす。
のどかな光景だ。
郵便物の受け取りもない、もちろん貯金業務もない。
ただ、航空便で届いた郵便物を仕分けすることと、荷物が届いたら該当私書箱に郵便物到着のお知らせの紙を入れ、その紙を持ってきた人に荷物を渡してウソか本当か知らないけど、税金を受け取る・・・これだけの業務だ。
はたして、ここの郵便局には週に何回の郵便袋が届くのだろう。
わたしが、私書箱に手紙を見つけると、彼らもいっしょになって喜んでくれる。
さて、これが、ゴンベ地区郵便局の正面だ。
先月、キンシャサで開催されたフランコフォン会議に合わせて、ゴンベ郵便局建物も、ペンキが塗り替えられた。
そして、玄関入り口に白い鉄格子がはめ込まれた。
それまで、正面玄関の階段を上がって、私書箱に続く通路はオープンスペースになっていて、郵便業務が終わると、そこに住みついた人々の”ねぐら”になっていたのだった。
ゴンベ地区郵便局の正面 |
郵便局前の広いスペースも、フランコフォン会議開催日までには間に合わなかったけれど、道路に挟まれるようにして緑地帯公園が完成した。
道路を渡ると、キンシャサ教員大学キャンパスだ。慶応大学の学生たちが教鞭を取る日本語教室を開設する大学だ。
そこの構内には、着々と「日本文化センター」の建物も出来上がってきている。
来年の3月11日には開館式があると、プロジェクトに携わる慶応大学の方たちから聞いている。
さらに、ゴンベ郵便局から斜向かいの敷地には、ボボトセンターなどのイエズス会の施設が広がる。
ちょっと充実した地域になりそうだぞ!
ゴンベ郵便局よ、おまえもがんばれ!
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