2014年1月2日木曜日

2014年 明けましておめでとうございます!

キンシャサゴルフ場9番ホール横の休憩パイヨットにて 筆者

新年明けましておめでとうございます。

ただいま、2014年1月1日キンシャサ夕方5時半。
そろそろ日没時間が迫ってきて、コンゴ川向こうの西の空が茜色に染まってきている。
雨季だけど、今日は雲は多いなりに良い天気で暑い一日だった。

深夜、新年明けてすぐ、フランスの娘家族からのスカイプ着信があった。
娘たちは、夫の両親が住むサヴォワに帰省していて、とても寒そうだ。
(東京の会社寮にいる息子とは大晦日に電話で話せた。元気な様子に安心する。)

キンシャサでは、年越しそばではなく”年越しスパゲティ”を食べたよ、と話すと、娘は、夫の実家で皆のために年越しそばを作って食べたとのこと。
フランスで生活しながら、しっかり日本の風習を踏みながら暮らす娘に感心する。


そして、キンシャサで迎えた新年の朝、鶏の澄まし汁の雑煮を夫婦でいただき、慎ましやかに新年を祝う。
おせち料理は無しだ。
煮豆、卵焼き、筑前煮くらいは用意しようと思っていたが、30日のキンシャサのクーデター未遂事件の緊張で、そんな思いも吹っ飛んでしまった。

30年近く前にカトマンズで迎えた正月では、夫の会社からDHL便でおせち料理材料が届いて、料理していただいたことがあったね、などと思い出話に花を咲かせながら、そそくさと新年の第一食目を終える。

ゴルフ場に向かうためだ。
一昨日のゴルフ場での銃撃発砲音を聞いての異様な雰囲気を思い出すが、キンシャサの街はいたって平穏だ。本当にクーデター未遂事件が起こったなんて信じられないくらい静かな新年を迎えた。

ゆっくりめに家を出発して、午前10時前にはプレイ開始。
夫婦二人ののんびりしたゴルフだ。
先客の日本人プレイ客がぱらぱらと見える。

緑多い、がらんとしたゴルフ場空間を見渡す。いるのは、日本人と韓国人、そしてぱらぱらとコンゴ人かなと思われるアフリカ人のプレイ客のみ。
キンシャサの外国人はほとんど本国に戻っているのだと実感する。

これから先の人生で、自然環境豊かな、しかも自宅から10分少々のところにあるゴルフ場で、こんなのんびりしたゴルフができる正月を迎えることはもう二度とないだろうなあ。
そう思うと、とても恵まれた環境にいることに感謝の念が沸き起こる。

夫は新年初ゴルフでこそ、100のスコアを切るぞ、と意気込んで途中で挫折。
わたしも110台で回りたいという野心は、池ポチャを何度か繰り返しすうちに消失。
結局アウト63、イン63の126でプレイ終了。

いつも注文する日曜日のゴルファーランチは、レストラン休業のために食べられず残念だったが、夫婦お気に入りの鶏の炭火丸焼きを出す料理店で昼食を食べて帰宅する。

帰宅して、ふっと思い出して食料保存プラスティック容器をがさごそかき回して、お屠蘇浸しパックを1パックだけ見つけた。
早速、お屠蘇パックを容器に入れ、そこに日本酒1合ちょっとを注いでお屠蘇を用意した。
明日の朝、あらためて新年のお祝いにいただくことにしよう。

キンシャサに向けて日本を発つとき、夫婦で重量オーバーに気を配りながら準備した合計4つのトランク。そこに忍ばせた和食器といえば、箸数膳、汁椀5個(6個欲しかったけど,日本の食器は5個セットなのだ。)、そして重箱。重箱は運搬のときに中に何かを詰められたし、重量は軽いし、しかも食卓で和風の雰囲気をぐっと出してくれて、とても重宝している。

近いうちに新年ホームパーティーをしたいな。


夫はもう明日,2日から出勤だ。
大晦日と元日2日間の休日だったが、夫婦でゴルフを楽しみ、外食ランチを楽しんだ。
さあ、明日からまたキンシャサでの日常が始まる。

この一年、良い年になりますよう。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。


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