わたしがキンシャサに来る前から月1回のペースで行われるリコーダー教室。
こちらに来てからは、わたしはスカイプで参加させてもらっている。
以前にもブログで紹介した、わたしが楽しみにするクラスだ。
先生は、マユミさん。
キンシャサにも、リコーダー仲間の友人とふたりで訪ねて来てくれた。
山ほどの貴重な日本食と共に。
生徒は、8人。
リコーダーでも、わたしたちはアルトリコーダーを練習する。
いつか、着物姿のマダムたちのリコーダー演奏でフランスのアヴィニョン演劇祭に参加したいね、という目標を持つ。
わたしの机の上の散らかり状況を暴露するようで恥ずかしいが、こんな感じでレッスンは続く。
画面の向こうのリコーダー仲間たち |
画面のこちら側の生徒ひとり photo by 家政婦(!) |
レッスンは、ユキさん指導で指の準備体操から始まる。
おっと、その前に各自の近況報告から始まるのが常だった。
とは言っても、大半はわたしのキンシャサ報告で占められるのかもしれない。
きっとそうだ。
ごめんなさい。
そして、レッスンに入る。
マユミ先生はとても優しく丁寧に教えてくれる。
歌の情景を思い浮かべて。
皆の音がテーブルの上の照明の辺り一点に集まるように。
ふむ。
テクニックもさることながら、イメージも大切なのだな。
この日の練習曲は、”ラ・ラ・ルー”。とても優しいメロディーだ。
優しいメルディーだからと言って、テンポをゆっくり目に吹くと、息が続かなくなる。
”シ”のフラットの指使いと、スラーの舌の使い方が難しい。
まだまだ情景を思い浮かべて演奏するまでには至らない。
わたしは、今月初めの旅に、ソプラノリコーダーのほうをしのばせて行った。
どこかの場面で日本のメロディーを演奏して聴いてもらおう、という思いからだった。
何度、演奏します!、と言おうとしたことか・・・。
でも勇気を出せなかった。
ああ、情けない。
かれこれ1年ほど経つかなあ。
近所のどこからか、トランペットの練習する音色が聞こえてくる。
毎日毎日、のどかな午後の昼下がりに遠慮がちに聞こえてくる、優しい音色だ。
フォスターの家路とか、懐かしい曲をゆっくり、ゆっくり、何度も何度も練習している。
わたしの知っている曲だと、つい口ずさんでしまう。
どんな人が練習しているのかな。
家政婦が、ある時、トランペットの演奏、だいぶ上達してきたじゃないと言ってきた。
かのじょも、応援するように聞いていたんだ。
わたしも負けられない。
練習、練習。
今年も、リコーダーレッスンをがんばります!!
0 件のコメント:
コメントを投稿