2017年1月16日月曜日

キンシャサ便りふたたび14 新年おめでとうございます

キンシャサ プルマンホテルにて 1月16日

久しぶりのブログ更新に、感謝。
遅ればせながら、キンシャサから、新年おめでとうございます。

わたしたち夫婦は12月入ってから一か月半の間、地球半周大移動(ちょっと大げさ)だった。

まずは、休暇で、12月初めから娘一家の住むアルプスのほうへ1週間滞在し、クリスマス前のアルプスの風物を楽しんだ。
ところが。
キンシャサへ戻って中1日置いて、3日目の夜行便でふたたびキンシャサを発ち、パリ経由で帰国、となった。
というのも、昨年12月に行われるはずだった大統領選挙の不実施のために治安が悪化するという懸念から、わたしたちは外務省から国外退去を勧められるという格好でコンゴ民主共和国を出国することになったのだった。外国人子弟の通うアメリカンスクール、フレンチスクールなども早めに冬休み休暇が始まり、キンシャサ在住の外国人たちは軒並み本国に戻り、12月中旬の便ははどこの飛行機会社も満席だったと聞く。
わたしたちの帰国は12月15日だった。

わたしは風邪で体調を崩し、赤羽の自宅に留まるものの、夫は義母の入院ですぐに北九州へ帰省。わたしも数日後に夫に合流し、北九州で過ごした。
年末に帰京し、年明けて4日にキンシャサに戻るべく準備を進めていたら、キンシャサの治安状況をしっかり見極めてから再入国をということで、1週間遅れでキンシャサに到着ということになった。
1月12日夜にキンシャサに無事到着。
パリからの便には、10数名の日本人が搭乗し、皆で無事を喜び合い、ちょっとした同窓会ムードとなった。

わたしが昨年9月にキンシャサに到着した時からちょこちょこと小競り合いが続き、昨年12月の大統領選挙の時期の治安悪化が懸念されてはいた。
それでも、12月中旬に想定されていたような大規模な紛争は避けられ、大統領選を1年延期する、ということで取りあえずは落ち着いたようだ。

昨年12月にキンシャサを出発した時は、満月に近い十三夜だったか。
そして、今回、キンシャサ、ンジリ空港からポワルー道路を過ぎながら見上げた時は、大きな満月が掛かっていた。
しっかり1か月ぶりのキンシャサだった。

先週木曜日にキンシャサに入り、翌日に早速JICAキンシャサ事務所で開かれた安全会議にわたしも出席した。安全対策の確認ができたことは幸いだった。

そして、コンゴ民主共和国は4連休で、火曜日まで休日とのこと。
ゴルフ復帰も果たし、今日は、プルマンホテルに夫とゆっくりめの朝食に行ってきた。
昨年11月に行われたプルマンホテル主催のゴルフコンペのあとのパーティーのくじで当てた、朝食ペア券を使ってのうれしい朝のひととき。
テーブル傍の植木に数羽のきれいな小鳥たちが集まって、ちょっと湿気を帯びた朝の空気に、ああ、キンシャサは雨季真っ只中だったと実感。

さあ、また、キンシャサ生活が始まる。

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