2014年9月1日月曜日

こぼれ話2 : 故郷からの”今夜も生でさだまさし”を生で観る

8月30日深夜にNHKで放送された、”今夜も生でさだまさし”は、久しぶりに見る「生」の生さださんだった。
しかも、わたしの故郷、北九州からの中継で。
そして、今回もわたしの葉書が読まれたのだった。


わたしは、8月末の”生さだ”さんが北九州からだということを、先月の生さださんを観た友人から聞いていた。
わたしの帰国を歓迎するかのように(!)故郷の北九州からの放送よ!と、書かれた友人からのメイルを読んで、わたしは、キンシャサからは投函できないけど、乗り換え地点のイスタンブールで郵便局を探してキンシャサの絵葉書にお便りをしたためて生さださんに投函しようと心に決めた。


コンゴの絵葉書が売っているところといえば、キンシャサ中心部にあるスーパー”Extra Plus”しか知らない。
-コンゴ河と丸木舟の絵葉書-
-床屋の絵葉書-
-大きな葉っぱで包んで蒸して焼く”マボケ(リボケ)”の絵葉書-
-アフリカプリントのカラフルで大胆な布地がズラーっと並ぶ布地横丁の絵葉書-
-アフリカンマスク(お面)の絵葉書-
-コンゴ河で行われる地引網(と言うのかな?)漁の絵葉書-

日本の官製はがきより一回り大きいサイズの絵葉書は、決して写真の質も良くないし、埃がうっすら付いているようなシロモノだ。
でも。
そんなコンゴの絵葉書を使って、さださんに最後のコンゴからのお便りを出そうと思った。


わたしはスーパーExtra Plusに行き、絵葉書を何種類か買った。
そして生さださんに投稿するために、広大なコンゴ河と丸木舟の絵葉書を選んだ。

キンシャサで最後の日、わたしは、2年7か月のキンシャサ生活を終えて帰国すること、夫たちのプロジェクトのポワルー道路が無事完成し、たくさんのキンシャサ在住の人々から喜ばれたこと、そんなことを狭い絵葉書のスペースに直書きした。
そして、8月4日にイスタンブール空港の郵便局で投函する。
(でも、トルコの美しい切手がなくて、印刷シールが貼られたのは残念だったけど!)


5日に赤羽のわが家に着いて、怒涛の日々を送り。
北九州にも帰省し。
キンシャサで楽しい交流を持った友人たちと銀座で再会して、まるでキンシャサにいるようだとはしゃぎ。
そして、キンシャサで教育と建築と保健のプロジェクトを展開する慶応大学の先生と学生さんたちに鎌倉の先生のお宅で再会し、コンゴのことを共に考えて楽しい時間を持って幸せ気分で帰宅したその深夜。
待ちに待った、生さださんが始まる。

北九州の小倉のNHK放送局からだった。
さださんが、新幹線到来前の夜行列車で東京~長崎間を往復していたときに本州と九州をつなぐ関門トンネルの入口と出口の下関と門司での思い出を語り、八幡製鉄所のことも出てきて、わたしも一緒になって懐かしい思い出に浸っていく。

さださんが番組中、さて次のお便りは・・・と言って手に取った、その絵葉書こそ!
そう!!
さださんが手に取ったその絵葉書こそ、コンゴ河と丸木舟のわたしが送った絵葉書だったのだった!!!

わー!!!
わたしの絵葉書をさださんが手にしてるー!!!
傍でうたた寝をしている夫を揺すり起こす。
起きてー!!
寝ぼけた夫は、メガネ、メガネと慌てまくって探せずにいる。
わたしも一緒になって探して。
さださんはその間、別の話題になってずっとわたしのコンゴ河絵葉書を手にしたまま。
体制を整えるにありがたい3分間?だった。

ありがとう、さださん!!!
日本の皆さんに、キンシャサのポワルー道路のことを紹介できたこともうれしかった。
ほんのちょこっとのことだったけど。

翌朝、赤羽の友人が早速DVDにして持ってきてくれた。
キンシャサ滞在中、ずっと生さださんや、他のさださんの番組、そして、素晴らしいドキュメンタリー番組やインタビュー番組を見つけては録画し続けてわたしたちに届けてくれたわたしの大切な友人だ。
ありがとう、ユキさん!!!


わたしの大切なキンシャサの思い出がまたひとつ、積み重ねられたな。


友人たちからのプレゼントの”今夜も生でさだまさし”DVD






2 件のコメント:

  1. こちらこそ、ありがとうございます!
    あのお葉書は、そんなふうにして手に入れ、書かれ、投函されたのですね。
    物語のように、hiroさんの逸る気持ちとともに場面が想像されました。
    こんどは、生でさださんのライブへ…帰国なさって、そんな日も近づいていますね(^o^)/♪
    それにしても、素敵なお友だちが届けてくださったオフィシャルのDVDが輝いています。
    やっぱり格別。よかったですね~。今度観せてくださ~い♪

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  2. はい!ぜひ一緒に観てください。一人だとドキドキして観る勇気が出なくて・・・。お恥ずかしい・・。いつもありがとうございます。

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