2014年4月18日金曜日

結婚記念日 in キンシャサ

質素な二人だけの祝いの宴

4月17日。
わたしたちの32回目の結婚記念日。
キンシャサで過ごす3回目の結婚記念日。
二人だけの、キンシャサ我が家での質素な祝宴。

今日、キンシャサ中心街にあるエリック・カイザーで前菜用にチーズとほうれん草のキッシュと、デザート用にシューケットを買っておいた。
ワインを1本開ける。
食事は肉と野菜料理数品のいつものパターンだ。

どこか高級レストランに食事に行くこともない。
プレゼントの用意があるわけでもない。
テーブルに花1本もない。
ただ普通にワインを開けて、無言で乾杯して、キッシュとワインの相性がばっちりだね、などと言い合い、普通に食事して。
BGMも、普通にDVD「さだまさし・NHKビッグショー」と「由紀さおり&ピンクマルティーニコンサート」をセットして、「風に立つライオン」に聴き入り、ピンク・マルティーニのティモシー・ニシモトさんのパーカッションが良いね、などと言い合って。

今度アフリカのどこかに赴任するときも、このDVD2枚と、”今夜も生でさだまさし”の「いつでも夢を・大震災支援特別編」と「さだまさし大震災支援長崎コンサート」のDVDは絶対持って行こうね、とDVDセレクトなんかもし合って。

さだまさしの「関白宣言」の人生最後の場面の歌詞にしんみりしたりして。
夫婦でほぼ同じ時期に人生を終われたらいいよね、とわたしが言うと、夫婦ってどっちかが先に逝ったら片方も後を追うように亡くなるらしいよ、と夫が言う。

お互い20代後半で結婚し、今や、夫は60歳。

1歳3ヶ月の娘を背負ってネパールの夫のところへ行き、8歳の娘と4歳の息子を連れて中央アフリカ共和国へ赴任する夫と渡り、そして、子育て終了と同時にコンゴ民主共和国へ夫婦で十数年ぶりのアフリカの地を踏んで。

これからも夫婦で人生の流れのまま進んでいこう。

昨日、夕方近く、電話が鳴る。
キンシャサの日本人の友人からだ。
東の空に二重の虹が見えるわよー!!

昨日、午後遅く、東の空に二重の虹が架かる


二つの虹が寄り添うように東の空を横断していた。


6 件のコメント:

  1. 32回目の結婚記念日おめでとうございます。
    私も、10回目の節目でした...が...あと10年頑張りますかと妻と話しました。
    これからも、井上ご夫妻のご活躍を願っております。

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  2. ご結婚32周年、おめでとうございます!
    ご夫婦おふたりそろってお祝いなさって、よかったですね。
    華やかなお祝い…もいいかもしれませんが
    わたしはなにより、おふたりそろってというところにじんときました。
    日本から遠く離れた土地でも、ご一緒でよかったなぁ、と。
    これがいいね、あれが美味しいねという、同じ方向を向いた会話も。
    わたしたちも素敵なhiroさんご夫妻をお手本にしていたいと思います。
    それと、DVD、そんなに愛してくださってとてもうれしいです。
    ありがとうございます。
    どうぞ引き続きお気をつけてお元気におすごしください。

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  3. ご結婚32周年、おめでとうございます。
    ますますお二人お元気で、楽しいなにげない毎日をお過ごしください。
    偶然今日は、愚息が耕一君や洋一君にお目にかかると家を出るとき申しておりました。
    また、楽しいお話お聞かせくださいね。楽しみにしております。

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  4. チカさん。いつも応援をありがとう。もうじき、日本でもお会いできますね!

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  5. さくらさん。どのDVDにもさくらさんからのメッセージが聴こえてきます。キンシャサ生活でどれだけ大切なDVDでしょう。本当にありがとう。小さな幸せを大切にしていきたいですね。

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  6. イクさん。息子が同じ中学校に入ったことで、そして同じバレー部に入ったことで家族ぐるみのお付き合いをいただけました。また帰国したらどうぞよろしくね。そして、さださんコンサートにもご一緒ください!!

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