2014年3月4日火曜日

モリンガの葉~続編

キンシャサは、雨季の小休止のような天気が続いている。

先週土曜日は、強烈な太陽が照りつける中を、春休みでキンシャサプロジェクトに参加している慶応大の先生と生徒とともに、キンシャサの無償プロジェクトの現場(職業専門学校校舎建設と産業道路舗装拡幅工事)を見学した。

そして翌日、日曜日は、朝からどんより雲が空全体を覆っているなあと思っていたら,午前中にまとまった雨が降った。
その日は午後1時から日本人のゴルフコンペ、日本大使杯だった。冨永大使との最後の大使杯だったので、やきもきしたが、スタート時こそ雷が遠くで聞こえていたものの、小降りの雨のままで進み、プレイ後半には薄日も差してきたのだった。
そして、無事に日本大使杯も終了。
ベストグロス賞は最後も大使が獲得。
年度末の締めだということで、いろんな賞が発表されて笑いを取っていたが、わたしは”紅一点がんばったで賞”を獲得した。
こんなオバサンでも”紅一点”と言われて、お世辞でもうれしい。
賞品は、なんと日本の”キューピーマヨネーズ”!!。
貴重な日本食に感動すると同時に、なぜだかオバサン=オサンドンに直結する発想に笑えたのだった。
楽しい和気あいあいの月1回の日本人ゴルフコンペ、”日本大使杯”だった。2年半くらい続いたのかな。
冨永大使が帰国され、この名称が変わって継続されていくのだろうが、現在、キンシャサで動く無償援助プロジェクト現場も夏にひとつ終了し、秋にさらにひとつ終了すると、キンシャサの日本人ゴルフ人口も壊滅する勢いだ。
どうにか在キンシャサ日本人のゴルフ人口が復活してくれることを祈るのみだ。


さて。
今年初めの国内旅行で滞在したドイツ人神父様のいる教会でモリンガの乾燥葉の粉を分けてもらって以来、夫婦で毎朝、ティースプーン半分ほどの粉葉をのんでいる。
効用がどうのこうの、というのは分からないが、とにかくのみ続けてみようと夫と話している。


モリンガの枝

このマメ科の植物,モリンガの葉っぱを乾燥させて粉末にしたものを、ドイツ人神父様の教会で分けていただいているのが、下の写真左の白い蓋の瓶に入ったものだ。
本当にさらさらとした粉末だ。


左はモリンガ葉の粉末にしたもの。 右はモリンガ入りショウガジュース

右のモリンガ・ショウガジュースは、夫のプロジェクトの現地スタッフが持ってきてくれた。
このキンシャサ産のモリンガ入りショウガジュースのラベルをズームして見てみると。


Jus de gingenmbre Au MORINGA のラベル

ラベルには、”モリンガ入りショウガジュース”と書かれている。
 le centre mam'afrika/ CEMAF Kinshasa-Rde による生産だと明記され、メイルアドレスも載っている。
emayukua@yahoo.fr
賞味期限は2014年9月とも。

飲んでみると、確かにモリンガの味がして、甘みのついた強烈なショウガ濃厚のジュースだった。
結構いける、かも。


ショウガ入り飲み物で思い出すことがある。
昨年8月の頃、コンゴ人経営だと聞く、キンシャサのペルストアーでお土産になりそうなお茶はないかと物色していたら、コンゴ人だと思われる恰幅の良い裕福そうなムッシュが、わたしの横でゴソーっとお茶の陳列棚から、きれいにセロファン包装をされた箱入りのお茶を買い物カゴに入れるのを目撃した。
「ムッシュ、そんなに買って!そのお茶はそんなにおいしいのですか?」

ムッシュは得意満面で、これはショウガ入り紅茶でねえ、美味しいし、第一、体にいいだよ。あんたも試してみなさい。

わたしも数箱、負けじと?カゴに入れたのだった。
そして、半分をお土産用にし、半分は自宅用にした。
当時,我が家に滞在していた歌手を目指すきぬちゃんという女の子が風邪が抜けないと言っていたので、その濃厚ショウガ紅茶を勧めたら、かのじょはとっても気に入って愛飲していたのを思い出す。

コンゴ料理にももちろんショウガは欠かせない。
コンゴ人にはショウガは健康のためにも身近な食材なのだなあと思う。


さて、今回はモリンガの話だった。
わたしたち夫婦がモリンガ~♪モリンガ~♪と歌うように言っていたら,あちこちからモリンガ情報が届くようになった。

そのひとつ。沖縄に住むわたしたち夫婦の大切な友人から、那覇で見つけたよと写メ入りでメイルが届いた。
なんと、それは沖縄産のモリンガ茶だった!!!

沖縄県産 モリンガ美ら茶



沖縄県産100%で、農薬、化学肥料不使用だって!
すごいー!
日本帰国の楽しみがまたひとつ増えたぞ。
カヤノさん、ありがとう!!

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