2013年7月24日水曜日

コンゴの巨大パパイヤ


先週初め、我が家の家政婦が大きなパパイヤを抱えて出勤してきた。

長さ30センチ以上のまだあおい大きなパパイヤだった。

あと2、3日すると食べごろになります。
果肉は赤いんですよ。
ふつうのパパイヤより甘くないけど、とっても美味しいんですよ。
ふつうのパパイヤは甘ったるいけど、このパパイヤは程度の甘さで。
わたしはこのパパイヤのほうが好きです。

こんなことを言って、巨大パパイヤを推薦した。
そして、5ドルです、と言った。

彼女からバナナを買うとき、20本ほどで三千フランだから、巨大パパイヤ一個が5USD(約4700フラン)は割高なのか、妥当値なのか。
ともあれ、彼女の子どもたちの学費に回されるのであれば、それでもいいかと思う。

7月17日 まだあおい巨大パパイヤ


室内に放置していたら、3日で熟してきた。


7月20日 食べごろのパパイヤ


さあ、食べごろかも。。
彼女も、いい塩梅に熟してきたから今夜あたり食べると良い、とアドバイスしてきた。

カットしてみると・・・。



赤い果肉と黒い種
甘ったるくない、深みのある甘さの果肉

果皮を剥いて果肉だけにして、食べやすい大きさに切って皿に並べた。
サヴォワで買ってきたチーズも同じくらいのサイズに切って、テーブルに置く。

なんと、どちらも赤ワインに合う!
甘みは抑え目だが、決して熟してない甘さではない。
深みのある控えめな甘さだから、赤ワインとチーズと並べて味わうと美味しい。
翌日、家政婦に美味しかったよと伝えると、我が意を得たり!とばかり誇らしげな表情になった。

家政婦に頼まれていた巨大パパイヤの種を渡すと、また相好をくずす。
種をしっかり乾燥させて、庭のあちこちに蒔くのだそうだ。
発芽するかどうかが難しいようだが、いったん発芽すると、一年で成樹するという。
そしてほどなく実を結ぶのだそうだ。
「桃栗三年、柿八年」ということから考えると、なんと早い成樹だろう。

パパイヤは、バナナと同じく、コンゴでは一年中食べられる。
町のあちこちで、パパイヤの木の幹の上部に密生するあおい果実を見かける。
パパイヤはたんぱく質を分解する酵素を含んでいるらしく、食後に食べると心なしか胃腸がさっぱりする。
また、黒い種を乾燥させて粉にするのか分からないが、腹を壊したときの薬になるとも聞いたことがある。
確かに。
見た目は日本のラッパのマークの胃腸薬に似てるし。
(関係ないか。)

2 件のコメント:

  1. 先日は、夜遅くまで本当にすいませんでした。
    ご夫婦の仲の良いエピソードを聞いて、私も井上夫婦の様になりたいなって思いました。
    赤果肉のパパイヤ美味しそうですね!!食べる価値ありますね!!コンゴで探してみますね巨大パパイヤ!!たぶん無理だけど・・・

    返信削除
  2. チカさん。こちらこそです。お疲れのところをわたしたちにお付き合いくださり、ありがとうございました。楽しかった!ワッフルも一つずつラップして冷凍し、おやつに美味しくいただいています。ごちそうさまです。
    巨大パパイヤはまた家政婦に頼んでおきます!
    明日のBBQに行きましょう!

    返信削除