2017年3月14日火曜日

キンシャサ便りふたたび25 日本大使館私書箱に届いた日本からの手紙

  寝室の大きな窓から、朝陽に向かって列をなして飛んでいくいくつもの鳥の群れが目に入り、一日の始まりを告げる。
そして、リビングの大きな窓から、夕陽に向かってやはり群れを作ってきれいに並んで飛んでいく鳥たちの光景が広がる。
朝陽に向かって一日の仕事に出かけ、夕陽に向かって巣に帰っていく鳥たち。
いくつもの群れが次から次へ空を横断していく。
朝方と、夕方の時間帯のスペクタクル。

太陽がかれらの活動のすべての目印なのか。
たまたま、目指す方向、巣の方向が、昇る朝陽と沈む夕陽の方角と一致するだけなのか。
不思議だなあ、とひとり思いながら眺めている。

やっぱり、大きな窓は視野も心も大きくしてくれる、かな。


さて、引っ越して2日目。
大家さんの関係者でキンシャサの日本大使館現地職員として勤務するかたが、わたし宛ての手紙が大使館私書箱に入っていたからと、わざわざ我が家まで届けてくれた。


4か月かかってわたしの手元に無事届いた日本からの手紙


ホントだ! ”Mme. INOUE Hiroko” と書かれている。
でも、しっかり、”ゴンべ郵便局私書箱3118” と書いているのに、なんでまた日本大使館の私書箱に入っていたんだ?
しかも、キンシャサ到着スタンプは、3回押されていて、いちばん古い日付は”02.Nov 2016”になっている。


3回押印されたRDCキンシャサ郵便局受領スタンプ

またまた、4か月もかかってわたしの手元に届いたのだった。
わたしがここに引っ越してきたからこそ、わたしの身元が分かって届いたのかもしれない、と思うと、”縁”を感じてしまう。

やっぱり、引っ越して正解だったのだ、という象徴のようなこのうれしい手紙。
わたしのハープの先生からの便りだった。
ありがとうございます!!!

腰痛の日々に明るい日差しがサーっと入り込んだような出来事だった。

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