2014年5月26日月曜日

第16回 キンシャサ・オープン・ゴルフ 2014

”第16回 キンシャサ・オープン・ゴルフ 2014”のポスター


5月16日、17日、18日の3日間、わたしたち夫婦にとっては2回目の参加となる”キンシャサ・オープン・ゴルフ”が、キンシャサ・ゴルフ・クラブで開催された。

4月に入ると、ゴルフコースの整備が始まった。
コースに林立する樹木の枝が切り落とされ、コースの見晴らしがグンと良くなった。
クラブの壁のスポンサーの広告のペンキ画が描きなおされ、クラブ内の見栄えがグンと引き立った。
各コースの表示板の下の協賛企業の広告板が新しく入れ替わった。

コース表示板とゴミ箱

わたしのお気に入り、コンゴ産ラム酒”KWILU”もコースの広告プレートに初登場

オープン・ゴルフは他国からも、そしてコンゴ東南部の都市ルブンバシからも、プロも、アマも参加する。参加者は160名で打ち切られると聞く。
大会2ヶ月前くらいからメイルからでも申し込めたらしい。(わたしは夫任せ!)

大会2日前に、参加費一人150米ドルを支払いにクラブまで行き、それと引き換えに、3日間分のポロシャツ三枚、帽子、タオル、ボール、ティーセット、筆記具。それから、飲み物、朝食、サンドイッチ、キャディーフィーのチケット綴り、をもらってくる。
(後夜祭ディナーチケットは別途料金だった。)
お隣のノブさんが、いよいよですねえと頬を紅潮させんばかりに、参加グッズを抱えて我が家にやってきて、お互いに胸の高鳴りを感じあったりして。
夫も帰宅して、しばらく昨年のオープンゴルフ参加時の経験などを初参加のノブさんに話していると、ワクワク感が身体じゅうにみなぎってきたりして。

オープンゴルフのスポンサー企業は、今年も仏電信電話会社Orange,独飲料会社ハイネケン、ベルギー資本の銀行BCDCの3企業だった。
3色のポロシャツが配られ、着る色がそれぞれの日で指定された。
夫はわたし用にSサイズをもらってきたが、サイズが大きすぎて体がポロシャツの中で泳いでいた。ジュニアサイズでよかったのに・・と、交渉してくれなかった夫をわたしはうらめしく思うのだった・・。


胸にスポンサー名とクラブマークが刺繍された3枚のポロシャツ

そして、いよいよオープン・ゴルフ前夜祭カクテルパーティーが15日夜、開かれる。

オープンゴルフ前夜祭カクテルパーティーで

昨年のルブンバシからの参加チームはスコットランド風衣装に身を包み華やかだったが、今年は目立つことなくひっそりとしていた。それでも、参加者の家族たちも来場して大盛況の前夜祭だった。

そして、大会初日を迎える。

大会初日のコース・スター前の光景

参加者のハンデは最多で28だ。わたしのキンシャサゴルフクラブでの通常のハンデは36だから、いつもより8もハンデが少なくて相当厳しい状況だった。
初日は、同伴者の一人が欠場して、12歳のアフリカ系米国人少年と2人で回った。
この少年の前向きなこと!おませさんなこと!
楽しく回れたが、ゴルフに集中できないまま初日終了。
2日目からは、前日の成績順にスタートして行くので、否応なしに自分の順位が見えてきてがっかりする。
キンシャサIWC(国際女性クラブ)で顔なじみのマダムと2日目、3日目ともに同じグループでのプレイだった。かのじょが全身でライバル心を押し付けてくるからタジタジとなる。なかなか平静心が取り戻せず、3日目も自滅モードとなりちょっと苦しむ。
笑う門には福来る!。
どんなときも笑顔を忘れずに。
いろいろと、我がモットーを掲げてみるが、どうもうまくいかない。
自分のゴルフを忘れてしまっていた。
3日間ともに、いつもより5~10ほどスコアを落としてしまう。

雨季と乾季の境目にあるこの時期のキンシャサで、大会2日目の午前中に降雨が見られたが、天気にもほぼ恵まれた。


今年も、毎日、夜の成績発表に出かけ、翌日のスタート時間を確かめて帰宅するという3日間だった。
ただ、初参加だった昨年に比べ、いろいろなものが見えてきたのもあるのかもしれない。
また、日本人参加者がわたしたち夫婦とノブさんの3人だったという寂しさもあったかもしれない。
昨年だって成績不振だったのは同じなのだが、今年はちょっとお祭りモードには浸れなかったように思う。

それから、昨年は総合成績優秀者にはタンタン人形作家で知られるオーギーさん制作の木製トロフィーが授与されたのだが、今年はそのトロフィーがなかった。
どうしたのだろう。
今年も、ゴルフクラブからトロフィーの注文が来たよと、オーギーさんのアトリエではスタッフが制作に取り組んでいたというのに。
もちろん、わたしは上位入賞にはほど遠い立場なのでトロフィー授与の絡みもない。
でも、オーギーさんの木製トロフィーや記念品が並ぶ光景は圧巻だった。
昨年は、日本人仲間がシニア部門で優勝して、オーギーさんの大きな木製トロフィーが授与され、共に喜んだことを懐かしく思い出す。


後夜祭パーティー スポンサー企業の多くの賞品が並ぶ

後夜祭パーティー隣席はルブンバシからの参加者たちだった

今回も思うような成績は残せなかったが、わたしたちのキンシャサ生活で2度のキンシャサ・オープン・ゴルフに夫婦で参加し、多くの参加者たちと交流できた。
何より、3日間を通して元気にプレイできたのはキンシャサでの良い思い出になることだろう。

キンシャサ・オープン・ゴルフに、心から、ありがとう!!!!!


2 件のコメント:

  1. ワクワクのキンシャサオープンでしたね!
    オーギーさんのトロフィー見たかったなぁ。
    1日目の少年、2.3日目のマダムとの交流を想像してニヤニヤしています。
    笑う門には福来るって、ひきつっていませんでした?
    帰国したら一緒にできるように私もゴルフ始めなきゃ!
    その時ひきつるのは私、ゲラゲラ笑わないでね。お願い!

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  2. 確かにおっしゃる通り!どんなにプラス思考に切り替えようとしても、顔は引きつり固まっていたのでしょう!キンシャサ・オープン以来、わたしはスランプ状態に陥っています。もう一度、基本に戻ってみようと思っているところです。ぜひ、日本で一緒にやりましょう!

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