2013年11月26日火曜日

キンシャサの手芸部活動

キンシャサの日本人女子会で開かれていた手芸部活動についての話だ。

女子会メンバーに洋裁パタンナーの専門家がいて、かのじょの厚意で、わたしたちはよく週末に作りたいものの材料を持ってかのじょのお宅に集まり、かのじょの指導を受けながら手芸制作の時間を持っていた。
と過去形になったのは、指導者のかたが今月半ば、わたしたちの一時帰国休暇と入れ替わるようにキンシャサでの任務を終えて帰国され、かのじょの指導の下での活動が終了したのだった。

楽しい集まりだった。

現在、キンシャサには大使館、JICA,国連に勤務する日本人女性が十人ほどいるのではないかと思う。ここの厳しい環境でしっかり任務をこなす日本人女性をすばらしいと感心する。
そして主婦をする女性も六人ほどいる。
そんな日本人女性で手芸、裁縫をしたいと希望する女性たちに開かれた場所だった。


ある日の手芸部活動


ミシンは、裁縫指導をしてくれたかたがキンシャサで購入した手押しミシン。購入後、調子を整えるまでずいぶん苦労したはずだ。
わたしたちには、とても使いやすいミシンだった。
そしてとても重宝した。
それもこれも、ミシンの持ち主がわたしたちにいやな顔一つせずにわたしたちに使わせてくれたお蔭だ。ありがたいことだった。


ワイドパンツ制作に没頭する筆者

わたしは、お蔭様で、アフリカの布地でワイドパンツ3枚とブラウス1枚を制作することができた。
裁断するときにどのように柄を出すかという貴重なアドバイスを毎回受けた。
いかんせん、アフリカの布地はダイナミックな柄だから、柄の出し方は重要なポイントだと思われた。

今、思い返すと、実際の活動期間は1年もなかったし、ミシンが登場したのもその途中からだった。
でも、ぺちゃくちゃとお喋りしながら、しっかり手を動かして何かを作り上げていく、という楽しさを味わえた。

”味わう”で思い出すのが、裁縫指導のかたが作ってご馳走してくれた、モロッコ家庭仕込みのクスクス料理の美味しかったこと。

また、いつか手芸部活動が再開されることを楽しみに。

そして、裁縫指導をしてくださったかたに心から感謝したいです。
ありがとうございました。
次の任地でもどうぞお元気で活躍されますよう!

2 件のコメント:

  1. ひろこさん、久しぶりにブログを拝見したら、私たちの手芸部の活動を紹介されているのを拝見し、少し前のことなのにとても懐かしくなりました。私も皆さんと楽しく過ごすことができました。また、どこかで一緒にチクチクしたいですね!

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  2. あきこさま。うれしいコメントをありがとうございます。本当に楽しい活動でした。初めて裁縫に目覚めた!というメンバーもいました。お店を開けるくらいバッグ制作を楽しむメンバーもいました。皆がアドバイスを受けながら好きなものを作って、おしゃべりにも花が咲いて!また、いつか、どこかでチクチクしましょう!またアドバイスをよろしくお願いします!!

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