もうじき12月だと思い立って、キンシャサで買ってきた黒檀のイエス降誕の置物を引っぱり出して我が家のリビングに飾ってみた。
この降誕人形を日本で飾るのは初めてのこと。
高さ15,6cm。土台は幅10~12,3cmほどの楕円形で、黒檀の木片をくりぬいて作られているから、パーツを失くす心配もない。
これからは毎年、この時期になると我が家のリビングに飾ろう。
この飾り物を観ていると、キンシャサ時代のいろいろなことが思い出される。
キンシャサの中心から離れた工場区域のようなところにある教会に併設されたキリスト教関連のものだけを売るブティックで、キンシャサを去る最後の最後に購入したものと記憶している。
土産物用のブティックではなかったから、訪れる客も少なかったし、応対してくれる店員もシスターやシスター見習いのような物静かな女性たちだった。
値踏みするということもなく、価格は定価で静かな中で選べた。
教会というより、すべてが木製で誂えられた、シンプルで静寂な雰囲気のお御堂だったなあ。
5年ほど前のことだ。
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