キンシャサの新しいわが家~南仏アンティーブで購入したジャズの絵と、SHOGENさんのティンガティンガの絵 |
久しぶりの更新。
今日は、9月12日。
わたしはふたたびキンシャサにやって来ました。
夫が以前に携わったキンシャサ市内を走るポワルー産業道路の舗装改修工事は2015年6月に終了。
その後、ポワルー産業道路沿いに街路灯を取り付けることが決まり、夫は何度かの調査に入ったのち、今年6月からキンシャサ入りしてプロジェクトで勤務を開始。
そして、めでたく日本でのもろもろのことを放り出して、わたしもやってきました、キンシャサへ~♪
9月9日午前便で成田を出発したわたしは出発直前に預けた荷物の中のゴキジェット三個を全部没収され、コンゴにはわたしの大嫌いな昆虫がわんさか待ち構えているんですー!!!、と泣きつかんばかりに懇願しても ”This is not my business.”~と冷たくあしらわれ、失意の出国となりました。
やっと着いたパリで重いリュックサックと共にゲート前のベンチで7時間待ったあげくに、やっと搭乗時刻となり、あれれっ?
渡された搭乗券でなぜだか席がワンラップアップされていたのでした!
わーいわーい!と有頂天になっていたら、なんと着席までの数百歩の間に、わたしの必須アイテム、U字枕がないことが発覚!
取りに戻らせて~、と搭乗員のマダムにお願いするもまたまた却下され。
席のワンランクアップごときに有頂天になった自分を戒め、ゴキジェットとU字枕の代わりにこのいささか広めのシートに座れたことをラッキーだったと思い直し、パリの夜を一路、キンシャサへ向かったのでした。
キンシャサ着陸態勢に入ったときに左の窓から見えたコンゴ川向こうの日の出の美しかったこと!!
なぜだか、1992年に家族で中央アフリカ共和国バンギ着陸時に見えた熱帯雨林の上にかかった綺麗な虹に、きっと良いことあるぞ、良い滞在にしよう、と誓ったことを思い出していました。
今回のキンシャサ生活もきっとまた良いことあるぞー!!!
乾季の終わりのキンシャサ上空にかかる重く分厚い雲の層をくぐり抜けて、無事にランディングオン!
キンシャサの空の玄関、ンジリ空港は建物もすっかり新しく変わって、到着したアフリカの乗客たちのマナーもいくぶんスマートになり(?)、荷物受取場での以前のようなおぞましいほどの喧噪はなくなっていました。
ちょっと派手なアフリカプリントのシャツを来た夫は、3か月の間に白髪がふえたかなあ~。
でも、お互い元気に再会できて、めでたしめでたし、でした。
ンジリ新空港で荷物を受け取って出られたのは、コンゴ時間朝8時半を回っていました。
その後、懐かしのポワルー道路をスムーズに滑らかな感触で通過し、これまた懐かしのキンシャサのメイン道路、6月30日通りに入り、雑踏具合も懐かしく、以前、最後の一か月間を過ごしたレジデンス・モッティへ。
以前の掃除と洗濯の女性とも久しぶりの対面を果たし、2階のわが家へ。
夫が工夫して3カ月を過ごし、わたしを迎え入れてくれた様子が見えてきて、今度は、初めて1歳3か月の娘を連れてネパール カトマンズに到着した時のことを思い出してへらへら笑ってしまいました。少しでも明るく清潔に見せようと、カトマンズの古い家具のあちこちに明るい色の布地をかぶせていた夫の涙ぐましい努力を思い出しながら。
もう30年以上も前のことです。
3か月の間に、夫は現地の食材をうまく使ってレパートリーを増やし、クックパットをプリントアウトしてファイルまで作成して、すっかり料理を楽しんでいたのでした。
おかげさまで、土曜、日曜とわが家でおいしく楽しく食卓を二人で囲めました。
感謝感謝。
さて、これから9ヶ月程のキンシャサ生活ですが、またいろいろわたしの目で見て感じたことを綴っていきたいと思っています。
朝のかわいらしくリズミカルな小鳥のさえずりにアフリカを感じます。
どうぞよろしく。
長旅お疲れさま!!!無事の到着、良かった良かった。
返信削除色々あるだろうけれど、本当に色々…でも、そんな色々も楽しまなきゃ!ね。
お互いがんばらんば!
キンシャサ便り、楽しみにしてるね。
投稿するのも、気軽に、ね!
じっくり読ませてもらいました。とても興味深く、読み物として出色です。ザイール会委員会との相談になりますが、ザイール会メンバー約30数名の方々にこのブログを紹介しようかと考えています。
返信削除大変うれしいコメントをありがとうございます。
削除拙文を読んでくださり、本当にうれしかったです。
どうぞ、よろしければ、ご友人の皆さまにご紹介ください。
わたしの目でまっすぐ見て感じて書いていきたいです。
わたし自身の大切な生活記録だと思って。
ありがとうございました!
un gateau, ma fille!
返信削除今コメント返信に気づいた〜。
削除あんがと〜 笑!!!