もちろん、国内のNHKの番組が同じように観られるわけではないし、ほとんどは英語だ(時々、日本語が聴けて、英語の字幕が出ることも)。
”Somewhere Street”という題であの”世界ふれあい街歩き”の音楽が流れて来た時には、びっくりうれしかった。カメラ目線がもしかしたら~なんて感じていたものだから、思わず、「世界ふれあい街歩きだー!」と叫んでしまった。
日本の田舎の夕方風景と共に童謡「赤とんぼ」が流れてくると、うるうるしてしまう。
”Cool Japan” を前面に出す番組、築地市場や大田区に林立する町工場など日本独特のものを紹介する番組、”日本紀行”の懐かしいテーマ音楽に乗って日本の自然を紹介する番組、世界のニュースなど。
24時間ずっと放送されているらしい。
一度ゆっくり観てみたい。
掘り出し物?もあるかもしれない。
そんな中でわたしたちが一番喜んだのは、なんと大相撲が本場所の間、毎日2回、30分間のダイジェスト版で観戦できたことだった。
高砂部屋と懇意にしている知人がfacebookで相撲の情報をよく載せていて、わたしが相撲をここで観られたらなあとつぶやいたら、夫がNHK Worldで観られるのではないかと言いだした。
そして、とうとう、「Grand Sumo Highlights」を見つけ出したのだった。
9月場所の途中からだったが、この1週間、自宅待機状態(12月半ばで任期が切れる現大統領のことでキンシャサの治安が不安定になった。)となったわたしたちには、救いの大相撲ダイジェストだった!
(それも今日で終わってしまってちょっと残念!)
キンシャサ時間で朝9:30~10:00は前日の取り組みを、夕方17:30~18:00は当日分の取り組みを観られるから、夕方からのダイジェスト観戦はちょっとリアルタイムで観ているような気分になる。(キンシャサ時間は、日本より8時間遅れなのだ。)
今場所は、豪栄道が全勝優勝というすばらしい取り組みを毎日みせてくれた。
寄り切りで白星(NHK Worldより) |
豪栄道13日目(NHK Worldより) |
首投げ!(NHK Worldより) |
ローマ字表記だ。
寄り切り、
寄り倒し、
首投げ、
すくい投げ、
四十八手と言われるくらい、いろんなわざがある。
アナウンサーの日本語の決まり技の言い方が耳におかしい。
隠岐ノ海、高安、遠藤も、"Special Prize Winners" として紹介されていた。
それぞれ、殊勲賞、敢闘賞、技能賞を獲得した。
豪栄道 15勝全勝!
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豪栄道 優勝杯とともに |
はるか遠いキンシャサで大相撲が観戦できるなんて、うれしかった!
来場所は、わたしの故郷で行われる、九州場所。
地元で、ぜひ、琴奨菊にもがんばってもらいたい。
11月は、自宅待機状態で相撲観戦、なんてありませんように。
さあ、明日から新しい週が始まる。
どうぞこの国が平穏に過ぎますように。
貧しくても、幸せに生活する庶民の生活が脅かされませんように。
ついでにもひとつ。
わたしの大好きな、”生さだ”さんがNHK Worldで観られたら最高なんだけどなあ。