2015年6月24日水曜日

キンシャサこぼれ話13 : 3年かかって届いた葉書

夫がまた今月初めから2週間ほどキンシャサに出張していた。
2週間の間に、キンシャサ里帰り、とこちらが思えるほど懐かしんで、あちらこちらに精力的に顔を出して挨拶してきたらしい。

そのひとつ。
わたしたちがキンシャサ滞在中、中村寛子シスターの紹介で設けたゴンべ地区の郵便局私書箱3118号。
ここも訪問したらしい。

キンシャサ ゴンべ地区郵便局 全景

この鉄格子の奥にずらーっと私書箱が並んでいた。
扉の無い私書箱もあったり、果たしてここの私書箱が実際に機能しているのか疑問だったが、中村シスターは大丈夫よ、と太鼓判を押してくれたものだった。
だいたい、日本やフランスの娘からの郵便物は届いていたと思う。
NHK「生さだ」さんからの葉書採用者へのプレゼントもこの私書箱3118号でいただいた。

そして!
なんと今回、夫が訪ねたここの私書箱で!!

これが、キンシャサ、ゴンべ地区郵便局の私書箱
.
夫は、2012年4月15日の日付の入った日本の友人からの葉書を見つけたのだった!!!

夫は今年の1月にも1か月間ほどキンシャサに滞在しているが、そのときには、その葉書は届いていないかったというから、ほぼ3年かかってはるばる日本からキンシャサへ渡ってきた、ということになる。

なんと、いとおしい!!!!

 
4月の我が街の満開の桜をぱちり!と絵葉書にして送ってくれた!

万年筆のインクが薄くなっていて年月を感じてしまう。はるばる、ありがとう!!

いつも小まめに、お手製写真葉書で便りをくれる友人。
この桜満開の風景の先には、我がマンションの遠景がさりげなく入っていたのだった。
めぐり巡って、わたしの手元に届いた葉書。
この葉書には、大きなエネルギーを感じてしまう。
大切にしよう。
ありがとう。

この私書箱3118号も、もう今回で最後かな。
わたしたちも、8月初めには帰国して1年になるんだもの。